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大幸コラム

亜鉛めっきについて

亜鉛めっきは自動車部品、電子諮部品、建築部品や汎用品など塗装と並んで様々なモノに使用されています。

主に鉄素材の防錆と美観の向上を目的としています。

金属の単価として鉄→鉛→亜鉛というように安価であることも重要です。

特に防錆処理として選ばれる理由の一つが「犠牲防食の」の効果です。

亜鉛めっきが鉄の表面を物理的に被覆して、鉄を腐食させる原因である「水」と「酸素」を遮断し、鉄を電子的に「犠牲防食」することでピンホールのように鉄素地が露出しても鉄の錆の発生を防ぐことができます。

※「犠牲防食」につてはコチラでご紹介しています。

 

弊社で取扱う電気亜鉛めっきで鉄を被膜する方法は2種類です。

1つは「バレル式」です。「回転式」とも言われます。

多角形の樽のような形状の入れ物に品物を入れ、動力により回転させながらめっきをする方法です。

ある程度の大きさを基準とし、大型設備では大量処理に向いています。

 

また、弊社は試作品や小ロット品にも対応する設備を有しています。

比較的低コストで処理することが可能です。

 

※工程の詳細についてはコチラをクリックしてください。

 

もう1つは「ラック式」です。「静止式」や「吊るし式」「ひっかけ」とも言われています。

治具に製品を吊るしてめっきをする方法です。形状や大きさ、数量によっては専用の治具が必要になります。

「バレル式」に比べるとコストがかかります。

 

製品の形状や特性を把握し、設備や処理方法を選択する必要があります。

弊社ではお客様のニーズに合わせたご提案をさせていただきます。

群馬県でめっき(メッキ)処理をお探しの際は「株式会社大幸」へご連絡ください。