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Sastainability
サステナビリティ

サステナビリティ

社長メッセージ

持続可能な社会の実現と価値ある企業を目指して

大幸が積み上げてきた製品や技術は、普段直接目にすることは少ないのですが、様々な分野で人びとの生活や産業を支え、社会で大切な役割を担ってきました。

当社の企業理念(Corporate Philosophy)、CSR(Corporate Social Responsibility)、ESG Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)、SDGs(持続可能な開発目標)、サステナビリティ憲章には、事業を通して社会的課題の解決に貢献したいという思いが込められています。

持続可能な社会の実現と価値ある企業を目指して推進体制を構築し、ステークホルダーの皆様に対し、当社の貢献に対する姿勢や取り組みを知っていただくために、積極的に発信していきます。

社長メッセージ

世界では、感染症の拡大や自然災害の発生、環境破壊など様々な社会問題が深刻化しています。これらの問題に対し、国際社会は「持続可能な開発目標(SDGs)」持続可能な世界を実現するための目標を掲げ、企業に対しても取り組みが期待されています。
「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するために9つのマテリアリティ(重要課題)を特定し、従業員一人ひとりが「持続可能な開発目標(SDGs)」についての当社の方針を正しく理解し、貢献をベースとした事業や取り組み、業務を確実に推進していくために、さまざまな研修や啓発に関する取り組みをおこなっていきます。

また、気候変動の原因とされる温室効果ガス削減の緊急性が一段と明らかになり、世界では改めてカーボンニュートラル実現に向けた取り組みが加速しています。2016年に発効したパリ協定は、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をすることを掲げています。
当社の取組みとして、2021年に工場で従来使用していた液化石油ガスから、よりクリーンな天然ガスへの燃料転換の為の工事が完了しました。引き続きカーボンニュートラルでサステナブルな社会の実現に向けた貢献を進めていきます。

新型コロナウイルス感染症の拡大は、想像を超える規模で世界の経済活動や人々の生活に影響を及ぼしてきました。いまだ収束の見通しが不透明な中、私たちを取り巻く環境はデジタル化の加速、人々の価値観の変化などにより大きく変わりつつあります。
それに合わせ、社内の働き方改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組み、ビジネスモデルや働き方も変わり始めました。こうした激変する環境を変革のチャンスと捉え、新しい価値の創造にもチャレンジしていきます。

日々の事業で、自分自身が社会にどう貢献しているのかということを考える機会に出会うことは少ないと思います。時代は刻々と変化し、自らの意識も変えていく必要を求められている中、一旦立ち止まり、当社のサステナビリティ憲章を拠り所とし、事業を通して社会的課題の解決に貢献することの大切さを認識することが、重要だと思います。

大幸は、これからも変革を続けながら、こうした課題の解決に取り組むことで、持続可能な社会の実現と世の中に必要とされる価値ある企業を目指して、ステークホルダーの皆様の期待に応え、ご理解とご支援を頂けるよう取り組んでまいります。

代表取締役社長 星野 靖志

代表取締役社長 星野 靖志

環境への取り組み

カーボンニュートラル
Carbon Neutral

カーボンニュートラルな未来の実現に向けて、これまでに環境対応と社会的価値の創出に向けて取り組んできた活動をさらに発展させ、技術革新と環境負荷の低減に挑戦します。また、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの削減に加え、ステークホルダーと協力した取り組みを通じて、社会のカーボンニュートラル化に貢献していきます。

環境への取り組み

社会への取り組み

CSR
CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY

社員一人ひとりのマインドセットを認識することで、潜在能力と想像力を開花させ、スキルアップと共に、実務に活用していきます。
自分らしいキャリアと豊かな人生(生活)作りを実践していきます。
ステークホルダーの皆さまからのニーズに応え、持続的な成長と持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。

品質方針
QUALITY POLICY

  1. 品質マネジメントシステム(QMS)を確立し、高い品質と信頼性を保持します。
  2. 顧客の要求する品質を的確にとらえ、安心感と満足感を与える製品を提供します。
  3. 教育・訓練をおこない、高い技術を追求し、品質に対する意識を高めます。
  4. 品質マネジメントシステム(QMS)の有効性を継続的に改善します。
  5. 社会的責任を果たすため、適用される法令および規制を遵守します。
品質方針

ISOの取り組み
ACQUISITION LICENSE

品質マネジメントの国際規格ISO9001の認証を取得しています。

ISOの取り組み

ガバナンス

コンプライアンス
COMPLIANCE

信頼され続ける企業であり続けるために「法令順守や倫理性の維持」に従って行動することが必要です。当社では役員・従業員の一人ひとりが順守すべき行動指針である「 大幸行動指針」に基づき、業務の中で倫理観と責任感を持ったコンプライアンスの実現に取り組んでいきます。

行動指針
ACTION GUIDELINES

01
行動指針1

法令・社内規則を遵守

私たちは、倫理観をもち、法令および社内ルールを守り、社会的な良識に従って行動します。

02
行動指針2

人権尊重と健全な職場

私たちは、人権を尊重し、人種・民族・宗教・国籍・出身・性別・性自認および性的指向・年齢・障がいの有無・疾病などによる差別や個人の尊厳を傷つける行為はしません。

03
行動指針3

顧客中心主義

私たちは、お客様のニーズをとらえ、製品・サービスに関する正しい情報を提供し、お客様一人ひとりの属性や趣向に合わせたソリューションを提供します。

04
行動指針4

職場環境の推進

私たちは、お互いの多様性を認め、尊重することで、誰もが働きやすい職場環境を維持・推進するよう努めます。

05
行動指針5

環境保全

私たちは、資源を大切にし、地球環境の保全に努めるとともに、資源の有効活用、化学物質の管理に配慮し、環境に対する影響の低減に努めます。

06
行動指針6

政治との関わり

政治活動に関わる場合は、健全かつ透明性のある関係を維持します。

07
行動指針7

知的財産権の保護と活用

私たちは、知的財産権の重要性を認識し、他社の知的財産権を尊重し、自社の知的財産権の適正な保護および活用を推進します。
(適用期間:在職中のみならず退職後も遵守します。)

有形資産
土地・建物・施設・設備、製品・商品・仕掛品、OA機器、ネットワーク、事務用品、現預金・有価証券等
無形資産
特許権、商標権、著作権、意匠権、ノウハウ等の知的財産権や商品・技術情報、調達・営業情報、人事・経理情報、ソフトウェア(プログラム・データ)等
08
行動指針8

反社会的勢力の排除

反社会的勢力に対し、一切の関わりを持ちません。

09
行動指針9

運用体制

役員は、全ての従業員に対し、この行動指針に定める事項を遵守するよう指導・監督します。

SDGsについて

SDGs(Sustainable Development Goals)「持続可能な開発目標」

大幸は「ものづくりを通じて、化学と技術で未来を創造する」を企業理念とし、国連が主導する「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された「誰一人取り残さない 持続可能な開発目標」の実現に向けて、以下の取り組みをおこなうことで貢献することを目指します。

SDGs

すべての人に健康と福祉を
(だれもが健康で、幸せな生活を送れるようにしよう)

ターゲット
3.9 有害化学物質、並びに大気、水質および土壌の汚染による死亡および疾病の件数を大幅に減少させる。
取組み
日本国内において法令に定められた基準を遵守し、水質汚濁防止法、大気汚染防止法に取り組んでいます。排水による環境への影響を減らすために、排水負荷の大きい処理設備を設置し排水を制御しています。また大気による環境への影響を減らすために、排気負荷の大きいスクラバーを設置し、廃気を制御しています。
SDGs

質の高い教育をみんなに
(だれもが公平に、良い教育を受けられるようにしよう )

ターゲット
4.4 技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事および起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
取組み
教育・訓練の年間計画を立て、個別に教育・訓練を実施し、個人のスキルアップを図っています。
SDGs

安全な水とトイレを世界中に
(だれもが安全な水とトイレをつかえるようにしよう)

ターゲット
6.3 汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減および再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより、水質を改善する。
取組み
日本国内において法令に定められた基準を遵守し、水質汚濁防止に取り組んでいます。排水による環境への影響を減らすために、排水負荷の大きい処理設備を設置し、排水を制御しています。
SDGs

エネルギーをみんなに そしてクリーンに
(だれもが安全なエネルギーをつかえるよう にしよう)

ターゲット
7.3 世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
取組み
工場にLED照明を導入し、二酸化炭素(CO2)削減を積極的に推進しています。
SDGs

人や国の不平等をなくそう
(だれもがのけ者にされず、不公平を感じない社会をつくろう)

ターゲット
10.2 年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化および社会的、経済的および政治的な包含を促進する。
取組み
世界人権宣言などで定める基本的人権を尊重し、人種・民族・宗教・国籍・出身・性別・性自認および性的指向・年齢・障がいの有無・疾病などによる差別や個人の尊厳を傷つける行為は一切行なわないことを「大幸行動指針」として明示しています。
SDGs

住み続けられるまちづくりを
(だれもがずっと安全に暮らせる町をつくろう)

ターゲット
11.6 大気の質および一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。
取組み
日本国内において法令に定められた基準を遵守し、大気汚染防止法に取り組んでいます。大気による環境への影響を減らすために、排気負荷の大きいスクラバーを設置し、廃気を制御しています。
SDGs

つくる責任 つかう責任
(作る人も使う人も、環境と人々の健康のために、考えて行動しよう)

ターゲット
12.4 合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
取組み
日本国内において法令に定められた基準を遵守し、水質汚濁防止法、大気汚染防止法に取り組んでいます。排水による環境への影響を減らすために、排水負荷の大きい処理設備を設置し排水を制御しています。また大気による環境への影響を減らすために、排気負荷の大きいスクラバーを設置し、廃気を制御しています。
SDGs

気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策をとる

ターゲット
13.2 気候変動対策を国別の政策、戦略および計画に盛り込む
13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減および早期警戒に関する教育、啓発、人的能力および制度機能を改善する​​​​​​​​​​
取組み
産業革命以来、増え続ける二酸化炭素(CO2)。弊社では気候変動に対する取り組みとして、灯油燃焼型ボイラーから液化天然ガス燃焼型ボイラーに変更することで、石油に比べ燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量を削減する取り組みをおこなっています。
SDGs

パートナーシップで目標を達成しよう
(世界のすべての人がみんなで協力しあい、これらの目標を達成しよう)

ターゲット
17.17 さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。
取組み
レアメタルの調達はグローバル・パートナーシップに他なりません。輸入する国が輸出する国の抱える課題をふまえた貿易関係を築くことが大切だと考えています。特にコンゴ民主共和国(DRC)を始めとするアフリカ諸国では、鉱物資源の輸出が外貨獲得の重要な手段となっています。私たちは、関わる全てのステークホルダーと協力し、戦争や児童労働の原因とされる紛争鉱物(Conflict minerals)を使用しない取り組みをおこなっています。

株式会社大幸は、群馬県のSDGsに関連した県内企業の先進的取組を「ビジネスプラクティス」(先進事例)として、令和4年度の事例に選定されました。
県では「ビジネスプラクティス」(先進事例)を取りまとめた冊子を作成し、広く紹介することによりSDGsに取り組む企業の事業活動を後押しするほか、他の企業がSDGs関連のビジネスに取り組むきっかけをつくっています。

ビジネスプラクティスとは

SDGs の考え方に基づき、「社会」「経済」「環境」の側面から持続可能な社会の実現に着目したビジネスのことです。
自社の企業価値向上や競争力強化を目指しつつも、社会課題解決や地域活性化、新たな価値創出などの点が意識されたものとして評価されたものを群馬県では「SDGs ぐんま ビジネスプラクティス」として選定しています。